皆さんはお正月をどのように過ごされますか?Limeのお正月をご紹介いたします。

12月25日

クリスマス。マレーシアでは祝日。珍しく何もすることがなく、One-Utamaショッピングセンターに出かける。ここには、日本のJuscoがあり、他の日系のスーパー、デパートでは買えないような日本食も、売っている。去年31日にあちこち駆けずりまわってやっとのことで入手した、栗の甘煮を今年は早々と買う。これは栗きんとんを作るのに必要である。幸い、Juscoでは、インドネシア産のサツマイモ、里芋が山積みになっていたので一安心。昨日SOGOの紀伊国屋書店に行ったときには、最新のおせち料理の本が出ていなかったので、今年は去年のを使うことにする。

12月26日

マレーシアでも近年は、お持ち帰りおせち料理のサービスをするところがたくさんあり、何で、今さら、手間暇かかる割に、誰も食べてくれないおせちを作ることになったか?!

本当のことを書くと、気分を悪くする人がいるが、仕方がない。それまで、我が家の正月というと、海外生活が殆どだったせいもあって、お雑煮だけ家で作り、2日あたりにホテルの日本レストランに行って、おせちを食べるのが恒例であった。ところが、それだと高くつくというので、家主がスーパーで、昆布巻きやら、煮豆などしこたま買い込んできた年があった。ところが、保存料やら、着色料に加えて訳の分からないものがたくさん入った、お料理がおいしいはずがない。こんなひどい味なら、自分で作った方がましだと思わずこぼしてしまった。そんなこというなら、自分で作れといわれて、次の年結婚してから、始めておせちを作った。(実はそれより前に、アメリカに留学していた頃、1回揃う材料で作ったことがある)

案の定、うまく行くはずがなく、殆ど手付かずで捨ててしまった。(料理っていうのも、やはり定期的に練習をしなくてはうまくならない)そこで次の年は、捨てるのもばかばかしいので作らなかった。そうしたら、家主が「おせちもろくろく作れない。作らないなんて怠慢だ。」と正月早々怒鳴られて、次の年、また作ることにした。その年以降、誰も食べなくてもおせちだけは作るようになったという訳だ。

マレーシアに住むようになって、割と簡単にHow To本が手に入るし、材料も金さえ出せば、手に入れられるので、やろうと思えばできるのだが、、、普段作りなれていない物を作るのは、やはりあまり自信がない。

ところで、私が小さい頃といえば、正月は母方、父方祖父母の家を訪問するのが習慣だった。父方は山形だったが、おせちで今でも印象に残っているのは、昆布巻きである。山形でも内陸では、昔冬になると新鮮な魚が手に入らなかった。そこで、正月だけは、生の鰊を昆布で巻いて煮るとか、、、ちょっとやそっとの太さではない、お寿司の太巻きほどもあって、ものすごい食べ応えがあった。鰊を丸ごと昆布で巻くので、はみ出ないように何重にも巻かれて、小さな火でことことと時間をかけて煮た味は、今でも忘れられない。それから、数の子には、ひたし豆と呼ばれる豆が入っていた。煮しめは、山形らしく、牛肉と里芋、ゴボウ、こんにゃく(ほとんど芋煮)に麩が入っていた。マレーシアでは麩は割と安くて簡単に手に入るが、麩は貴重な蛋白質と共に、冬とか特別の時だけ食べるものだと、祖母が言っていた。

母方の祖母は、料理が好きな人で、1年中忙しい人だ。特に正月、それから春になれば、庭を耕して、夏野菜を庭に植え、梅雨時になると、梅干し、梅酒の漬け込み、夏は糠漬け、秋になると、白菜やたくあんなどの漬物の準備、今は年を取ってしまってあまりやっていないようだが、特に梅干しは作るたびにいろいろ工夫を重ねていて、近年は塩を殆ど使わない、さっぱりとした味の物を作っている。これを食べるともう市販のものが食べられない。母方の家は甘いものを作るのも得意で、特に栗きんとん、黒豆はなかなかいける。市販のものは、何か甘すぎて薬っぽくて食べられないのは、やはり、母と祖母の影響だと思う。

こんな家に育ったおかげか、料理を作るのは好きだが、、、おせちというのは、煮しめを除いては、1年に1度しか作らないので、一向に上手くならないようだ。

12月27日

息子が昆布巻きは止めてくれと突然言い出す。KLでは生の鰊なんか手に入らないし、私の母は、身欠け鰊を巻いていたが、これもここでは手に入らない。本には鮭と書いてあるので、近年ノルウェーだかどこから来たのかわからないが、鮭の輪切りを買ってきて使っていた。多分味付けに砂糖が多すぎたからだと思う。日本でいう上白糖はスーパーなどで売っているが、こちらの黒砂糖を使うと、すごく安いし、甘さが自然なので煮物をいうといつも愛用している。ただ、分量を少な目にしないと、甘すぎてしまう。この加減が難しい。今年はちょっとお砂糖を控えめにするから、もう一回Tryしてみて、と頼んだが、口をつけるだろうか、、、

黒豆を探しに2軒ほど、スーパーをまわったが、出来合いの黒豆はもう並んでいるのに、ただの豆はなかった。お店にならべても買う人がいないので、今年は日本から取り寄せなかったのかもしれない。やっぱり豆は自分で煮て食べたい。明日は別の店を探してみよう。それ以外の材料はなんとか揃いそうだが、そろそろ段取りを整えなければいけない。

明日は久しぶりにメイドさんが家に来るはずなので、ちょっと念入りにガラスでも磨いてもらおう。今のメイドさんは、フィリピン人だが、すごくよく気が利く。まるで日本人のようだ。アイロンがけも上手いし、お掃除も隅々まで徹底してやってくれる。片付けも上手いし、日本と違って、トイレが部屋の数ほどある広い家に住んでいるし、仕事をもっているとメイドさんは欠かせない。

12月30日

毎日書こうと思っていた「Limeのドタバタおせち」も3日と続かなかった。部屋の後片付けと掃除をしていた。といえば聞こえはいいが、埃がどんと溜まっているし、何年も見ない本、雑誌など整理始め出したら、もう徹底してやらないと気が済まないという性格もあって、こちらのほうは、2日ほど休んでしまった。まあ日記と名づけていなかったので、いいかなあ。今日は再び黒豆探しに伊勢丹とSOGOに行ってみたが、出来合いのものは売っていても、豆そのものはなかった。とりあえず、かまぼこや昆布を買って帰ってきた。娘が「お母さん、黒豆あるよ。」と教えてくれて見てみたが、豆が小さくて変に光り輝いている。買ったほうが楽だけど、やっぱり自分で作ろうと思った。

去年もそうだったが、30、31日あたりに出来合いのお節も店頭に揃う。恐らく、航空便はぎりぎりで日本から出されるのだと思う。おまけに空港がスバンから、KLIAに移り、空港からKLまでも時間が掛かるようになったようだ。そういえば、いつもの年ならとっくに店頭に並んでいる、数の子やいくらがまだなかった。明日あたり間に合えばいいのだが、、、それにしても航空便で取り寄せられた品物の高いこと!日本にくらべれば、運賃もついているので高いといえばそれまでだが、あるかまぼこなど1個30何リンギット(約1000円)。普段肉とかキロで買っても5リンギットとか10リンギットの世界で、暮らしているせいかもしれないが、いくらお正月といってもちょっと高すぎるような気がするのは、私だけだろうか。きっと、そんな値段でも買って行く人がいるのだから、置いてあるのであるのだろう。

12月31日

きっと読者の皆さんは、今日こそは、Limeのお節の写真がUPされるのでは、と思われていたことと思う。実は今日はそれどころではなく、大変な1日だった。というのは、私のVisaが今日で切れることをすっかり忘れていた。それを思い出したのは、クリスマス明け。Visaがないと、不法滞在ということで、罰金を払わなくてはいけない。下手をすると強制送還。とりあえず自分のオフィスに、Visaの更新を依頼する手紙を、イミグレーション宛に書いてもらったが、一旦シンガポールに出て、再入国し、Visaの更新をすることにした。おまけに今日は朝9時半から2時まで休憩なしで、UPM(マレーシア国立プトラ大学)にてホルンのレッスンをしていたので、帰ったら少し作ろうかなと思っていたが、ぐったり疲れてしまって、だめ。

でもせっかくの機会なので、2日にがんばってみようと思う。シンガポールなら、豆も数の子もあると思うので、きっと昨年並みかそれ以上のものができると思う。ではよいお年をお迎え下さい。

1月1日

という訳で、31日の夜、シンガポールに行ってきた。ちょうど今年新しくできた、SUNTEC CITYというところで、大きなカウントダウンのイベントがあったようで、ホテルに行く道は大渋滞。それでも11時には、部屋に入った。シンガポールのStayはいつもWestin Stamfordと決めている。ちょっと割高だが、どこへ行くにも便利だし、部屋から望むシンガポールの風景はとてもきれい。特に海沿いの部屋だと、マーライオンや、ボートキー、などが一望できるし、チャンギに降りる飛行機が良く見える。

SUNTEC CITYのビルには、レーザーで時計が映し出された。バルコニーにいると、外でたくさんの人たちが、5,4,3,2,1と言っているのが聞こえる。もうちょっと早目の花火があがっている。時計が12を示すと、ワーッと歓声が沸き起こった。あちこちで「Happy New Year」の大合唱。花火がたくさんあがっている。以前はシンガポールでもマレーシアでも元旦は爆竹が一斉に鳴って、ものすごい爆音が鳴ったが、今は政府によって禁止されている。この時はだれとでもキスをしていいそうで、もう眼下はものすごい盛り上がっている。日本の厳かな新年とは全く違う。

喉が渇いてきたし、お腹も少し空いてきたので、近くのセブンーイレブンに買い出しに行ったが、ものすごい人だかり。MRTのCity Hallの駅付近はもう身動きができないほどだった。部屋でテレビを付けたら、沢田研二が主演の番組をやっていたが、マンダリン(北京語=日本でふつうにいう中国語)で吹き替えになっているので、どんなストーリーなのか、さっぱりわからない。舞台は恐らく第2次世界大戦のころの上海や中国大陸内部で、中国と日本の間を取り持つスパイの物語のようだった。出てくる俳優さんたちの名前はわすれたが、久しぶりに日本のドラマだったので最後まで見てしまった。

朝はちょうど、日の出のころ(6時50分ごろ)目が覚めたが、空は雲がいっぱいで日の出は拝めなかった。この季節はこの界隈は雨季にあたるので、乾季のように朝からパーっと晴れることがないので仕方がない。ベットで新聞を読みながら、だらだらと過ごし、午後豆と日本のみかん、数の子を買ってクアラルンプールに戻った。

1月2日

お節料理できました。食べました。子供は「お母さん、そんなにお酒飲んじゃだめ!」といいますが、お正月、お正月。それではご紹介いたします。

kuromame昨夜、シンガポールから帰ってすぐ黒豆を水に浸しておいてよかった。黒豆と数の子だけは、2日がかり。祖母は、煮豆をする時は、水に入れて一旦沸騰させてから、そのまま豆と煮汁ごと、ポットに入れて、一晩置くといいといっていたが、恥ずかしながら、我が家には、ポットなる物がないので、とりあえずお鍋に豆と水を入れて寝た。本によれば、砂糖も入れておかねばいけなかったそうだが、そんなこともいっておれない。とりあえず鉄くぎと砂糖を入れて火にかける。幸い我が家のコンロには、一ヶ所だけ電気(他3ヶ所はガス)があるので、煮豆には最適。とりあえず煮始める。

黒豆を煮ている間に、今度は伊達巻を作ることにする。本によれば、すり鉢を使うそうだが、ミキサーを使うとあっという間に下ごしらえができて、本当に簡単。卵とはんぺんか剥き海老に調味料をミキサーで1分ほどガーってやって、卵焼き器で焼き、すだれかなんかで巻けばいいのだ。簡単だし、一度食べると売っているものが食べられなくなるくらいおいしい。卵焼き器もあると便利。これで厚焼き卵ができる。もちろん寿司屋の厚焼き卵もおいしいが、自分で味付けが調節できるのがなんといっても強み。一本作っておけば、お弁当に、ラーメンの付け合わせに、ちょっとおかずが足りない時の助っ人に間違いない。

焼くときのこつは、蓋を上手くつかうことかもしれない。卵を流しこんだら、弱火で焼く。ほどほどに表面が乾いてきたら、アルミホイルの蓋をする。表面が完全に乾いたら、適当な大きさの鍋蓋に卵をのせる。鍋蓋をうまくすべらせて、今まで焼いていたのとは反対側を卵焼き器にすべらせて軽く焼く。そして、 包丁で切り込みをいれて巻けばいいのだ。ご存知の方は、本当に手軽で簡単と太鼓判のはず。

ebi次は海老をちょっと料理した。特別難しくない。ちょっとお掃除をして、酒、砂糖、みりん、醤油を煮立てた中にちょっといれただけ。

マレーシアでは海老は日本ほど高くないので、気楽に料理ができる。

我が家ではエビフライは自家製である。日本でいうブラックタイガーに衣をつけてフライにする。鍋とかには、ウダン・ベサールを使う。バハレーン(1983年〜1990年まで在住、サウジアラビアの隣、アラビア湾に浮かぶシンガポール、淡路島ほどの小さな国)にいた頃は、このようなエビが安く(1KG=1000円くらい)手に入ったので、市場で買ってきて、衣を着けて冷凍庫に保存し、食べたい時に食べたいだけ料理して食べたものだった。

今年は息子に、「お母さん、昆布巻き、もう少しおいしく作ってね」といわれていたので、去年とは別のレシピで料理してみた。料理の本もいろいろ試したり、いろいろ人に聞いたりして、自分の口にあう、レシピを探したほうがいい。同じ料理でも先生によって、違うことはしばしばである。よくお菓子のレシピで砂糖の量は、書いてある80%くらいの量で作ると、甘さがちょうどいいと、昔教えていただいたことがある。私はお菓子は滅多に作らないが、お料理でも砂糖はいつも控えめの量でちょうどいいと思う。何かの本に、料理というのはなるべく材料の本来もっている味を生かすようになんていうのを読んでから、私は味付けを控えめにするようにしている。

kurikinton栗きんとんは、意外と簡単にできて、しかも自分で味付けが調節できるので、お薦め。本当は梔子があれば、色が鮮やかに仕上がるが、なくても充分。サツマイモの皮をむいて、煮て、栗の甘露煮をいれればいいのだ。祖母は秋、栗の出盛りになると、お正月用にといって、栗の甘露煮を作っていた。今は瓶で売っている。マレーシアでも9月10月になると、栗を売っているのでやろうと思えばできるのかもしれない。本では裏ごし器で裏ごしするように書いてあるが、私はポテトマッシャーでつぶしてお終い。裏ごしするほうが、口触りがいいのだろうが、ポテトマッシャーでも充分だと思っている。ポテトマッシャーは、実は離乳食を作るのに非常に便利!!自分たちが食べる夕食にちょっと一手間掛けるだけで、赤ん坊の食事もお手軽というのは、バハレーンにすんでいるころ、隣に住んでいたイギリス人におしえてもらったことだ。ご飯だって、おかゆにしなくても、ポテトマッシャーでちょっとマッシュすれば、1歳くらいの赤ちゃんでも充分食べられる。お試しあれ。

煮しめは、普段から作っているので、取りたててどうこうというものではない。ただ、里芋はなかなか手に入らないので、マレーシアでは、仲秋の名月(Moon Cake festival)のころ、まとめ買いをして、ゆがいて冷凍しておかなくてはならない。昔、バハレーンに住んでいる頃は、缶詰の里芋を利用していた。それに比べれば、はるかにおいしい。ゴボウも今回は11月に日本に帰った時に買ったものを、大事に保存しておき、利用した。理由は分からないが、日本で買ってきたゴボウは、香りも程々に残っており、味もなかなかいけた。ちょっとした手間暇でこんなに味が違うのかと思うと、不思議だったが、うれしかった。

gomameごまめそのものはまったく手にはいらないので、イカン・ビリスを使った。確かにごまめにくらべれば、小さすぎるが、イカン・ビリスなら、信じられないほど安い値段で手に入るので、マレーシアではこれをいつも使っている。田作りも本当に簡単。10分間フライパンで炒って、たれをからめるだけ。スーパーでは10cm四方の入れ物に入った出来合いが、いい値段で売られていた。

我が家の住民は普段から、イカン・ビリスが好きなので、普段とはちょっと違った味付けの田作りは大好評であった。

namasu紅白なますも本当に簡単。ふだんから、酢の物とか作っていれば、どうということもない。野菜を切るのがめんどうなら、野菜切り器を使えばいい。コツは塩を振って、適当な時間によく絞って水気を切ることかもしれない。

今年は柚のかわりに、Limeの皮を細かく刻んでいれてみた。香りもいいし、味も柚とは全く違うが、それなりにいい味がでていた。なんといってもLimeは緑なので、白とオレンジの色あわせにとても合う。砂糖は、マレーシア特製のブラウン・シュガー。上白糖でないと、と日本人は考えがちであるが、漂白してあるものよりは自然だし、なによりKGあたりRM1か2なのがうれしい。量はちょっと控えめくらいでちょうどよい。

煮しめに使う椎茸は、中国料理用のものを使っている。日本のものは高い割に、中国の物とあまり味が変わらないのが第一の理由である。レンコンは中国人もよく食べるので、マレーシアでは安く手に入る。泥付きのほうが安いし、味もいい。にんじんは主にオーストラリア産のものが安いが、最近マレーシア産で、有機栽培(無農薬)と表示されたものが、スーパーに出回っているので、それを使っている。なんといってもにおいが昔懐かしいというか、なんというか、つまりにんじんのにおいがするのだ。えんどうまめはこちらでは「オランダピー」と呼ばれていて、結構手軽に手に入る。

osechi盛り付けにもう少し工夫を凝らすと、見栄えがよくなっていいのだが、作ることでエネルギーをついやしてしまう。それに、本にあるような、一口食べ物をいれるような器は、こちらでは手にはいらないので、勢い大皿に持ってしまう。松の葉とか、ちょろぎ、はじかみなどをそえれば、いいのだろうが、クアラルンプールでは、松以外は手に入りにくい。それでも外の日本料理レストランなどで食べると結構なお値段だし、ビールやお酒を頼むと驚く値段になるので、ちょっと手間をかけても自分で作るほうがいいかなあというのが、今日の晩御飯の話題であった。ちなみに数の子、黒豆、さわらの味噌漬以外は、今日1日のんびりインターネットをしながら、つくったものばかりである。あと澄まし汁だてのお雑煮も作った。例の如く昆布と、鰹節の自家製だしに塩と醤油で味付け、、花にんじん、ほうれん草、生椎茸とお餅のオーブントースターで焼いたものをいれたもの。

昆布巻きの右に見えるのは、鶏挽肉に味噌などまぜてをオーブントースターで焼いた物。本当は本によれば、芥子の実を掛けるらしいが、ここでは手に入らないので、見た目は悪いが味はなかなか。普段Macなどのファーストフードのハンバーガーになれているこどもたちには、結構新鮮な味のようだった。

1月3日

せっかくできたお節料理も捨ててしまうのは、もったいないので、娘がいつも遊んでいる同じコンドミニアムのご家族をご招待することにした。子供たちには、ローストビーフ、フレンチ・フライ、それにスパゲッティ・ミートソースを作ることにした。このメニューなら子供たちも喜ぶだろうし、私自身も簡単にできる。今日は国営放送でライブ出演があるというので、朝起きて朝ご飯を作りながら、数の子皮をむき、出し汁につけ、冷凍庫のミートソースとローストビーフ用の牛肉の塊を冷蔵庫におろした。

ところが、国営放送局の門で待つこと1時間、やがて今日は都合によりキャンセルだという。なぜか腹が立たなかった。そもそもこの番組にでてくれと私に頼んできた2人とも、すごくいい仲間だったせいだと思う。「仕方ないじゃない。いいよ、またよろしく。」といって家にもどった。

とりあえず、ローストビーフに塩、胡椒、ニンニクをしてタコ糸でしばり、夜の準備にかかる。

ミートソースは、特別凝っているわけではないが、インスタントを暖めてボンと出すのもしゃくにさわるので、とりあえず、オリーブ油で玉ねぎとニンニクを炒めてから、牛肉、椎茸、ピーマンを入れて適当な時に市販のパスタソースを入れるようにしている。ちょっと手間を掛けるだけでかなり味が違うようで、今日も子供たちはおいしい、おいしいと食べてくれた。(ピーマンがたくさん入っていたにも関わらず!?)

buriもう少しで味噌漬けにした、魚を焼くことを忘れそうになった。マレーシアでは「イカン・テリンギ」という名前で親しまれている、この魚は、日本のさわらとさして変わらない。特に、醤油と味醂で照焼きにすると、本当においしい。今日は、味噌にLimeの輪切りをちょっといれて、1日漬けたものを焼いた。魚を焼いているものは本来ステーキを焼くフライパン?なのだが、魚を焼くと、きれいに焦げ目が付くし、脂が適当に落ちるし、使った後の片づけがかんたんなので、重宝している。

こちらの魚はほとんど、カレーで煮込むか、油で揚げるかすると食べられるが、この「イカン・テリンギ」のように、日本風に料理して食べられる魚は本当にうれしい。

1月4日

日本は今日から仕事初めなのだろうか、こちらの日本人学校は明日が始業式。マレーシアでは今日から学校の新年度。学校のまわりには、真新しい制服、靴、かばんなどに身をつつんだ子供たちと、それを心配そうに見守る親たちが、見られた。

19日、20日はイスラム教のお正月のような行事、ハリラヤ・プアサがある。1ヶ月の断食を終え、家族親族一同が集まる。また2月の中旬にはチャイニーズの旧正月がある。この時は、普段休みもなく働いている、チャイニーズも休みを取り、家族親族一同集まる。

さて、皆さんのお正月はいかがでしたか?「Limeのドタバタおせち」もこれをもって、終わります。今年もよろしくお願いいたします。


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