マレーシア国立交響楽団

マレーシアフィルハーモニー管弦楽

クアラルンプール交響楽団

コモンウェルス・ユース・オーケストラ




このページはLime個人による、マレーシア国立交響楽団を日本語で紹介する非公式なサイトです。

オーケストラの沿革

マレーシア政府文化、芸術、観光省はかねてから、この国の若い音楽家たちを育てようとさまざまな試みを行ってきました。1993年5月20日マレーシア国立交響楽団のPre-Launching(非公式披露)コンサートが、行われました。また同じ年8月28日には文化、芸術、観光省大臣ダトー・サバルデイン・チックにより、正式な披露コンサートが行われました。以後、日本、オーストラリア、チリ、アルゼンチン、スイスなどの各国大使館やJACTIM(マレーシア日本商工会議)の援助により、多くの指揮者、独奏者を迎え、演奏会を行ってきました。98年以降はほぼ毎月1回(2回公演)の演奏会、年間20回の定期公演を行っているほか、マレーシアの各地(ペナン、クチン、コタキナバル)などへの演奏旅行もおこなっています。

2000年末には、常任指揮者に、マレーシア人である、ムスタファ・ファウジ・ナゥイを迎えました。毎年のスケジュールは、1月ごろに発表されるます。

現在の正団員は31名、内マレー人26名、ウズベキスタン人5名。定期公演では、多くの若くて優秀なマレーシア人がエキストラとして参加しています。
詳しいスケジュールなどについては、http://www.istanabudaya.gov.my/frame.htm のサイトをご覧ください。

Malaysian Philharmony Orchestra マレーシアフィルハーモニー管弦楽団

世界各国3000人の中から、選ばれた105人のメンバーによる、新しいオーケストラ、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団(MPO)がマレーシアの首都クアラルンプールに1998年8月誕生しました。KLCC(クアラルンプール・シティー・センター通称ツインタワー)にこれまた新しく完成した、Dewan Filharmonik(フィルハーモニーホール)=シューボックス型、約900人弱を収容する音響効果のすばらしいホールが本拠地です。

日本でもなかなか聴く(見る)ことのできないすばらしい指揮者、独奏者、曲目ばかりです。お値段のほうも、パッケージで購入すると一番よい席(Premium)が1回あたりRm100前後と、この為替の影響で日本人にとっては信じられない値段です。(RM1=約30円)なお以下の情報は、Limeが個人的に翻訳して皆様にお届けするものであり、一切の責任は負いません。詳しいことは直接MPO Box Office +603−2077007,Free call Infoline 1-800-882222にお問い合わせください。また英語ですが、ホームページもあります。下をクリックしてください。
http://www.dfpmpo.com/index.htm



1943年、当時バイオリンとピアノ教師であったFrancis Gomesによって創設された。以降マレーシアでは、アマチュアのオーケストラとして、最も古く、長く、そしてたくさんの演奏会を行ってきた。マレーシアの大手総合商社YTLをメインスポンサーに得て、各セクションには、プロ奏者を配し、さまざまなスタイルのコンサートを定期的に行っている。スポンサーが折りたため、現在は自主的な運営による活動を行っている(2002年)
”オーケストラがやって来た!”

昔、こんな題名のテレビ番組がありましたが、今日(1998年12月10日)、マレーシアでは恐らく初めて、街角でオーケストラのコンサートがありました。

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クアラルンプールのゴールデントライアングルの一角にある、高級ショッピングセンター"Star Hill"の一番下で、ランチタイム・コンサート。こんなことは、マレーシア始まって以来のことではないでしょうか?!見渡すと結構たくさんの人たちが、じーっと聞き入って(見入って?!)います。音楽の演奏には、ふさわしい場所では、ありませんが、時にはこういう場所で、広くたくさんの人たちに、オーケストラの存在を知ってもらう必要があります。

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マレーシアにはまだ、ホルンの人口は指で数えるほどですので、いつも演奏会というと、近隣のタイ、シンガポール、フィリピンなどの国からの応援が必要です。写真の二人は、バンコック交響楽団の団員で、よくクアラルンプールに手伝いに来てくれます。タイもまだまだ、経済的には大変だそうで、彼らのオーケストラも昨年は、メインスポーンサーが援助を止めてしまったので、客入りのいいポップスコンサートばかりだと、嘆いていました。

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今回KLSOの客演指揮者をつとめる、ベルギー出身のRobert Casteels氏。現在シンガポールを中心に活躍中。なにかほのぼのとした人柄で、一緒に仕事をしていると、なんといったらいいのでしょう?音楽しているって気分にさせてくれます。

右端のオーボエ奏者、Joostとは、私がマレーシアに来て以来の音楽仲間です。オランダに生まれ、アムステルダムで学び、シンガポール交響楽団の主席を勤めた後、ジャカルタ、シンガポール、バンコックで演奏と、教育に力を注ぎ、東南アジアにたくさんのオーボエ奏者を育ててきました。現在はマレーシア・フィルハーモニー管弦楽団の副主席を勤めていますが、その人柄と音楽には、やはり東南アジアで、長年やって来た経験がものを言っているという感じで、彼なくして、東南アジアの木管楽器の発展はありえなかったといっても言いくらい、すばらしい人です。



1998年9月11日から、クアラルンプールで行われている、Commonwealth Game(英連邦スポーツ大会)を記念して、9月8日から17日まで、Commonwealth Youth orchestra(英連邦ユース・オーケストラ)のキャンプとコンサートに参加することができましたので、その様子をご紹介致します。

オーストラリア、カナダ、北アイルランド、シンガポール、南アフリカ、スコットランドから派遣されたメンバーに加えて、マレーシアの若い音楽家たちが多数参加してのキャンプが、クアラルンプールの近郊シャー・アラムで行われました。プログラムはチャイコフスキー作曲交響曲第4番をメインに、エルガー作曲「南で」、ベートーベン作曲ピアノ協奏曲第4番他、とホルン吹きにとっても、なかなか遣り甲斐のある曲ばかりでした。特にエルガーは、あまり知られている曲ではありませんが、R.シュトラウスの影響を受けた作品でとても遣り甲斐もあい、聞き栄えもするいい曲でした。

私自身は当初、主催者側のアシスタントということで、詰めていましたが、さまざまな事情で、若い人たちと一緒に、かのすばらしいDewan Philharmonicで演奏することになり、かなりハードな毎日でしたが、本当に有意義な10日間を過ごしました。

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今回の指揮者は、イギリスの若手を代表する、アンドリアさん。現在、王立バレエ、ロンドン・ユース・フィルハーモニーの常任指揮者として活躍する一方、世界のあちこちで客演しているそうですが、まったく女性ということを感じさせない方で、エネルギッシュで、ぐいぐいとオーケストラを引っ張っていく傍ら、音程、リズムが違うと容赦なく、厳しく直していくとともに、繊細で微妙なニュアンスを、もらさず、つけていく人です。休憩時間になると、まだまだ小さいお二人のお嬢さんのよきお母さんという感じで、知らない人が見たら、どこにでもいる素敵なお母さんとしか見えません。

hr.jpgホルンセクションは、マレーシア、クアラルンプールから3人、ペナンから1人、シンガポールから1人の合計5人が集まりました。殆どの人たちが楽器を持ってまだ間がなく、個人的にレッスンを受けたことも殆どない、オーケストラやアンサンブルの経験も少ないというのが現状でしたので、初日の練習では、誰しもがこんなホルンセクションでは、演奏会ができないのではないかと陰でささやかれていたくらいでした。


trb.jpg同じ金管楽器でも、トロンボーン、トランペットはオーストラリアから、かわいいながらも、非常にパワフルで音楽的なお嬢さんを2人迎えたせいか、和気藹々余裕の毎日でした。






bass.jpgコントラバスのように、マレーシアでは殆ど演奏する人がいない楽器をする人たちにとっては、普段は独学独習ですから、同じ年の仲間と演奏するのが何よりの励みです。






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マレーシアではこうした全国的規模での、キャンプというのはなかなかなく、若い人たちにとってはいろいろな意味で有意義な機会だったと言えます。






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右写真は、オーストラリアのシドニーから参加したハーピストですが、実は彼女のお母さんは日本人ということで、私たちは日本語で話しをしました。なんとお母さんとお父さんは、日本でも著名なオーケストラで活躍なさっていたとかで、びっくりしました。彼女の弁によれば、オーストラリアでは岩城宏之氏率いるメルボルン交響楽団が、一番良いそうですが、実力を持った人たちは、海外に出ていってしまうので、なかなか良い音楽家、オーケストラがすくないとこぼしていました。

cond2.jpg本番前でも気さくに写真撮影に応じてくださった、アンドリアさん、そして真ん中ははるばるカナダから参加した、コンサートミニストレス。









hr2.jpg最初はどうなるんだろうと本当に不安だった、ホルンセクションでしたが、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団のシム・チーギー氏の指導の下、鬼のようにさらいまくった彼らは演奏会では、信じられないくらい上手になりました!











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